一般的には、自律神経の乱れが原因で血圧が上がらず、全身に血液が行き渡らないために症状が起こると考えられています。 特に10代の方に多く見られる症状で、寝ている時に働く副交感神経と起きている時に働く交感神経のバランスが崩れ、朝なかなか起きられなかったり、めまい、頭痛、動悸などの症状が起こります。 朝に症状が強く起こるため、学校や仕事に行きたいと思っていても、めまいや頭痛により行くことができないという点が特徴です。 なまけているように思われがちですが、実際は自律神経の乱れにより起こってしまう症状なのです。
一般的な病院では、 ・漢方薬の処方 ・血圧を調整する薬の処方 ・カウンセリング ・・・などの対処がほとんどです。 もちろんこれらの処置で症状が軽減されるケースもあります。 しかし、 ・病院で検査をしたが異常が見つからず、不定愁訴と言われた ・通院していても、症状がよくならない ・・・と悩みの方も少なくありません。 では、どうすれば起立性調節障害を改善に導くことができるのでしょうか？
当院では自律神経の不調を改善するには、過度なストレスからの筋肉の過緊張と、生活習慣の乱れによる身体のゆがみが関係しており、この２つを正しい状態に戻す必要があると考えています。 １.筋肉の過緊張 過度な負担が身体に長期間かかる事で、交感神経が常に過剰に働いている状態になり筋肉が過緊張している状態になります。 この過緊張の状態が続くと、更に交感神経が刺激され、自律神経のバランスが乱れていきます。 また、自律神経節と呼ばれる場所が首の部分にあるため、首回りの筋肉が過緊張することで自律神経のバランスが乱れる原因になります。 2.身体のゆがみ 当院オリジナルのゼロ整体で施術致します。 この症状に深く関係がある自律神経は、頸椎（首の骨）～背骨・骨盤に多く通っています。 そのため、骨格に歪みがあると、自律神経の伝達が不安定になり、バランスも乱れて、起立性調節障害を引き起こす原因になります。 また、筋肉の過度な緊張は、特定の部位に負担をかけたり、血行不良を生じさせたりして、関節・骨格をゆがませます。 さらに、生活が乱れていると、筋肉や骨の低下を促してしまいます。 なので身体の疲労を把握し、当院独自の整体技術によって身体のゆがみを調整することが重要です。 3.セルフケア さらに、当院では自宅でできるセルフケアや、健康的な身体づくりのための生活改善指導を行います。 筋肉の過緊張を取り、身体のゆがみを整えても、その身体を作ってしまった生活習慣や動作が変わらなければまた元の悪い状態に戻ってしまいます。 このように当院の施術は、骨格のゆがみ調整など根本的アプローチを行いながら、生活習慣のアドバイスも取り入れ、起立性調節障害の症状を改善に導きます。
